秀作
モノが彩るイエの灰インフラ
落合 諒
東京理科大学大学院 理工学研究科建築学専攻
共同制作者/七五三掛 義和
灰を使った作品の表現を愛する陶芸家夫婦が選んだ場所は降灰量日本一の鹿児島県桜島であった。
火山灰が降り積もる桜島ではその火山灰から家や街を守る知恵があるという。それは樋であったり、側溝であったりと普段の暮らしで気にも留めないような「モノたち」である。
そんな個性豊かだが、ささやかな「彼ら」を集め一つの繋がりをつくった。その繋がりは陶芸家に寄り添いながら共に暮らし一つの作品を作り上げる「灰インフラ」として工房兼住宅になる。
火山灰が降り積もる桜島ではその火山灰から家や街を守る知恵があるという。それは樋であったり、側溝であったりと普段の暮らしで気にも留めないような「モノたち」である。
そんな個性豊かだが、ささやかな「彼ら」を集め一つの繋がりをつくった。その繋がりは陶芸家に寄り添いながら共に暮らし一つの作品を作り上げる「灰インフラ」として工房兼住宅になる。
(2019年度)第26回ユニオン造形デザイン賞
テーマ:「働きものの住宅」
審査員:中村 好文氏 審査講評
賞 | 受賞者氏名/所属機関 | 作品名 | 共同制作者 | 賞金 (単位:千円) | |
優秀賞 | 馬場 隆介 鹿島建設 建築設計 | 働きものシェルター ‐Shelter Overlapping with Wind‐ | 作品 | 400 | |
優秀賞 | 白井 雅人 東洋大学 大学院 理工学部 建築学専攻 | 小さな連関の構築 | 作品 | 共同制作者/ 石井 桃子 | 400 |
奨励賞 | 安田 星香 福井大学 工学部 建築・都市環境工学科 | Re Light House | 作品 | 350 | |
秀作 | 坂本 真希 崇城大学 大学院 建設システム開発工学専攻 | シャル・ウィ・ハウス | 作品 | 共同制作者/ 大城 翔茂 | 300 |
秀作 | 落合 諒 東京理科大学大学院 理工学研究科建築学専攻 | モノが彩るイエの灰インフラ | 作品 | 共同制作者/ 七五三掛 義和 | 300 |
佳作 | 山本 康二 豊田工業高等専門学校 建設工学 | Gnomes’ Village | 作品 | 150 | |
佳作 | 江邨 梨花 日本大学生産工学部建築工学科 居住空間デザインコース4年 建築意匠 | 夏、雪室で会いましょう | 作品 | 共同制作者/ 鈴木 輝 | 150 |
佳作 | 楊 翌呈 東京理科大学大学院 理工学研究科建築学専攻 | 私と干潟の故事 | 作品 | 共同制作者/ 青山 実樹 | 150 |
佳作 | 佐藤 稜 三重大学大学院 工学研究科 建築学専攻 | めぐる雨、あしたへ生きる | 作品 | 150 | |
合計9件 | 総額 2,350 |