優秀賞
共生への建築 -神田のモリを建てる-
中崎 佑香
フリーランス

かつての江戸時代の街区割を僅かに残した風景が広がる神田エリア。
1919 年、そこを斜めに分断するように鉄道高架が通されました。
この時、高架は消しゴムのように既存の街区割を切断し、多くの三角敷地を生み出して 神田の風景を大きく変化させました。
100 年超経った今、再び大きな都市変化が起こるとしたら、どのような建築の在り方が考えられるでしょうか。
本提案ではかつての会所地を駅前広場として再生し、それを囲むように 江戸時代の街区割のスケールを抽象化した壁梁を積層させ モリのような都市空間をつくり出します。
斜めに横断する鉄道高架と「かつての江戸町人地のスケール」「現代の神田のグリッド」「未来の広場のために再生する会所地」といったこの場所に蓄積したコンテクストをオーバーレイしながら、統合・継承します。
異なる時間軸と質を持つ空間が 相互に空間の良さを引き立たせあうこの設計方法は、” 共生する建築” の在り方の象徴となるでしょう。
(令和7年度)第32回ユニオン造形デザイン賞
テーマ:「つながる建築」
審査員:米田 明 氏 審査講評
| 賞 | 受賞者氏名/所属機関 | 作品名 | 共同制作者 | 賞金 (単位:千円) |
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| 優秀賞 | 花尻 純 早稲田大学大学院創造理工学研究科 建築学専攻 |
繡/残石の景 | 作品 | 共同研究者/ 大森 康正 |
500 |
| 優秀賞 | 中崎 佑香 フリーランス |
共生への建築 -神田のモリを建てる- | 作品 | 500 | |
| 優秀賞 | 照井 遥仁 横浜国立大学大学院都市イノベーション学府 建築都市文化専攻建築都市デザインコース |
疎に向かうまち、拡がる庭と大きな環境のイエ | 作品 | 500 | |
| 優秀賞 | 来間 海人 大和大学 建築学専攻 |
二重螺旋の家族ごっこ | 作品 | 共同研究者/ 横内 稀人 |
500 |
| 奨励賞 | 日高 一輝 芝浦工業大学 建築学部建築学科SAコース |
これからの文化的で最低限度の生活―1.7kmの水道道路沿い線形都営住宅列の再編― | 作品 | 250 | |
| 奨励賞 | 鹿田 萌々香 島根大学大学院 自然科学研究科 環境システム科学専攻 建築デザイン学コース |
SHIMBASHI GROWTH TOWER | 作品 | 共同研究者/ 桂藤 快晟 |
250 |
| 合計6件 | 総額 2,500 | ||||