入選
NAGAYA 2XXX
土屋 友香
武蔵野美術大学 大学院 造形研究科
長年のスパンでは、世代も入れ替わり、増改築も頻繁に行われることを想定しなければならない。サステイナブル住宅とは、家族の増減、世代の交代はあっても、永続的に住み続けられるものと考える。そこでは家と家の永続的コミュニティが復活する。その為に、以下の要件を満たす住宅を提案する。 1.物理的に長持ちする部分と短寿命の取替え可能な部分を分けられること。コンクリートの箱を骨格とし、これに寿命の異なる空間、材料、設備がとりつく形とした。 2.世代の交代に対応でき、変更が可能であること。さらに、各材料・設備の寿命への対応、新たなシステムへの対応が容易となり、社会全体で廃棄物も減ることとなる。 3.ファサードを構成する可変ゾーンは住民により選択、デザインされ、変化のある町並みとなる。 4.生活を楽しめる部分があること。室内・外問わず、水、緑、光を主体とする構成とする。
(平成17年度)第12回ユニオン造形デザイン賞
テーマ:「サステイナブルな住居」
審査員:難波 和彦氏 審査講評
賞 | 受賞者氏名/所属機関 | 作品名 | 共同制作者 | 賞金 (単位:千円) | |
入選 | 雨宮 廣明 日本大学 大学院 理工学研究科 建築学 | URBAN HOUSING | 作品 | 300 | |
入選 | Samuel Tan 北海道大学 大学院 工学研究科都市環境工学 | A Box with 100 LAYOUTS | 作品 | 300 | |
入選 | 土屋 友香 武蔵野美術大学 大学院造形研究科 | NAGAYA 2XXX | 作品 | 300 | |
入選 | 田中 渉 東京大学 大学院 工学系研究科 建築学 | 『sandbag house』 | 作品 | 共同制作者/ 岩元 真明 (東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻) 椎名 諒 (東京大学大学院 新領域創成学研究科 環境学専攻) | 300 |
入選 | 下田 康晴 広島大学 大学院 社会環境システム | Water Tree House | 作品 | 共同制作者/ 西川 佳香 (広島大学大学院 社会環境システム専攻) | 300 |
佳作 | 髙橋 慎一郎 土の空間工房「SOBATO」 代表 | 廃材の家 | 作品 | 100 | |
佳作 | 小縣 信也 YKK AP 株式会社 | 調湿の家 | 作品 | 共同制作者/ 杉本 英一 (大阪市立大学大学院 都市系専攻) | 100 |
佳作 | 綾城 圭 東京理科大学 理工学部建築学科 | permanent boxes | 作品 | 共同制作者/ 松本 巨志 (東京理科大学 理工学部建築学科) | 100 |
佳作 | 田辺 裕美 首都大学東京 工学研究科 建築学 | SKIN HOUSE | 作品 | 共同制作者/ 塩谷 智樹 (首都大学東京 工学研究科建築学専攻) | 100 |
佳作 | 川島 範久 東京大学 大学院 工学系研究科 建築学 | マチノアルイエ | 作品 | 共同制作者/ 小見山 陽介 (東京大学大学院 工学系研究科建築学専攻) | 100 |
合計10件 | 総額 2,000 |